リッツカールトン

ザ・リッツ・カールトンとは

ザ・リッツ・カールトンは、世界中に70以上のホテルを展開するホテルブランドです。特に高いホスピタリティで知られ、リッツカールトンのモットーである“ We are Ladies and Gentlemen serving Ladies and Gentlemen.”(紳士・淑女をおもてなしする私たちも紳士・淑女である)という言葉を、お聞きになったことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。リッツカールトンの歴史は、セザール・リッツという1人の人物から始まります。

「ホテル王」セザール・リッツ

リッツカールトンの創始者セザール・リッツがスイスのニーダーヴァルトに誕生したのは、いまから160年ほど前の1850年のことでした。ヨーロッパのレストランやホテルでめきめきと頭角を表した彼は、1898年、パリにホテル・リッツを、そして1899年にはロンドンにカールトン・ホテルを開業します。その成功により、彼は、ホテル王"king of hoteliers, and hotelier to kings"と呼ばれるにいたったのでした。

セレブに愛され続けたリッツ

まだ自分のホテルを持たない頃から、セザール・リッツは多くの上流階級の人々より圧倒的な支持を受けていました。後にエドワード7世となるプリンス・オブ・ウェールズの「リッツの行くところに私も行く」という言葉は有名です。以来、リッツカールトンを常宿にした著名人を挙げるときりがありません。エリザベス・テーラー、ジョーン・クロフォード、ローリング・ストーンズ、マイケル・ジョーダンなど、多くのセレブに愛され続けてきたのです。

リッツカールトンの「クレド」

リッツカールトンの従業員は、そのサービスの精神が記載された「クレド」というカードを、常に携帯していることでも知られています。「クレド」とは、「信条」「理念」を意味するラテン語です。クレドはリッツカールトンが、客や従業員にとってどんな存在であるべきか、またそのために何をすべきか、ということを徹底的に話し合った結果生まれました。先に引用した「紳士・淑女をおもてなしする私たちも紳士・淑女である」というモットーも、このクレドに記されている言葉です。

リッツカールトンの発展

リッツカールトンが現在のように世界へ展開するきっかけとなったのは、1983年に「モナーク・ホテル」が、ボストンのリッツカールトンを買収し、「ザ・リッツ・カールトン・ホテルカンパニー」として生まれ変わったこと、そして1994年にアメリカのホテルチェーン「マリオット インターナショナル」と提携したことによります。これによって資金的な裏づけを得たリッツカールトンは、世界に70以上ものホテルを展開するにいたったのです。